“とまり木”のようなバー&ダイニングを併設する宿

Guesthouse RICO

和歌山県和歌山市/相部屋¥3,600〜、個室¥5,500〜

Guesthouse RICO

和歌山県和歌山市/相部屋¥3,600〜、個室¥5,500〜

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和歌山市を故郷とする私が、和歌山市を訪れる友人や知人に一番におすすめしているゲストハウスが、「Guesthouse RICO(リコ)」です。地元びいきを抜きにしても、日本のなかで上位でお気に入りの宿かも。宿のサイズ感 × 地域の人たちと旅人たちのミックス感が絶妙なところが好きなんです。

日本のゲストハウスは、2階建ての古民家を改装したような宿泊定員約20名までの小規模タイプと、大型のビルを改装した大規模タイプに分かれ、特に後者は「ホステル」とも呼ばれます。RICOはその中間で定員約30名。築50年超の5階建てアパートの空きフロアを活かし、ゲストハウスを運営しています。

1階にはバー&ダイニング「Una rama de RICO(ウナ ラマ デ リコ)」。昼間はコワーキング・シェアスペースにもなり、時々イベントが開催されることもあります。そのため、旅人と地域の人たちがほどよく行き交っていて心地いい。小さ過ぎず大き過ぎない空間で、輪になって談笑している人たちもいれば、その隣でのんびりと一人の時間を楽しむ人もいて、それぞれの時間軸が無理なく同居しています。

おまじないのような店名には「旅人や地域の人たちにとって“とまり木”となる場所に」という思いが込められているそう。ここがまさに“とまり木”となっているのは、RICOを運営している宮原 崇さん・麻里さんの柔らかな人柄あってこそ。周囲から「みやっち」と「まりっぺ」の愛称で親しまれる二人です。

大新エリアを起点にまちを元気にもっとおもしろくしようと、株式会社ワカヤマヤモリ舎として2015年にRICOを立ち上げ、年々拡張。同エリアにある複数の遊休不動産の活用にも携わるなど、どんどん活動を展開。訪れるたびに変化があって楽しいですよ。RICO起点のまち歩き、とてもおすすめです。

もともとのアパート名が「ユタカビル」。スペイン語で「豊か」を意味する言葉が「RICO」だそう

和歌山のクラフトビールも(写真:RICO)

昼間はコワーキングスペースに(写真:RICO)

中心市街地に位置しているので、ここで一杯飲んでから、まちに繰り出すのも楽しい(写真:RICO)

バー&ダイニングとは別に小さなフリースペースも(写真:RICO)

ゆっくり読書もよし

ベッド同士の間隔が大きく、広々としたドミトリー(写真:RICO)

共用の水回り(写真:RICO)

個室もあります(写真:RICO)

一級建築士でもあるみやっちさんと、商業コンサルタント経験豊富なまりっぺさん

DATA/基本データ

Name
Guesthouse RICO
Address
〒640-8111  
和歌山県和歌山市新通5-6 ユタカビル
Access
JR「和歌山駅」から徒歩15分 Google Maps
Price
相部屋¥3,600〜、個室¥5,500〜
WEB
https://www.guesthouserico.com/
予約サイトへ

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