泊まれる“高知大使館”。地元タウン誌の元副編集長が営む宿
かつおゲストハウス
高知県高知市/相部屋¥4,000、個室¥5,000
かつおゲストハウス
高知県高知市/相部屋¥4,000、個室¥5,000
高知県高知市を訪ねるなら、まずここに泊まるべし!な宿が「かつおゲストハウス」です。
JR高知駅から徒歩約12分、住宅街に突然ちょこんと現れるカツオの看板。その奥にある2棟が「かつおゲストハウス」です。オーナー前田 真希さんが祖父母から継いだ一軒家を用いて、2012年に1棟目(通称・別館)をオープン。隣接する敷地で、2018年に2棟目(通称・本館)を新築でオープンしています。
真希さんはバックパッカーとして世界中を旅したのち地元にUターンし、地元タウン誌に約8年半勤務。副編集長を務め、評判の観光スポットから隠れた名店までを知り尽くしてきました。高知の素晴らしさを自分らしく編集して届けようと、発信源を雑誌から宿に変え、「かつおゲストハウス」を営んでいます。
宿のコンセプトは「高知大使館」。高知名物・カツオが泳ぐ土佐和紙の障子、四万十産の杉と檜を用いた相部屋、特産品の柚子をイメージしてつくられた個室、沈下橋を象った扉、室戸岬灯台を描いたトイレ、桂浜で月を眺める龍馬像が置かれたお風呂場など…。探すのが楽しくなるほどの高知尽くし!
私は2歳9ヶ月の子どもを連れて新館の土佐鶴ルームに宿泊したのですが、ハンモック付きの可愛らしい畳の個室で快適でした。キッチン付きの共用リビングのロールカーテンには、900匹以上のカツオがスイミーのように群れを成して泳いでいて、子どもは興味津々でじっと見ていました。
だけど、何より目を輝かせて眺めていたのは、階段下のキッズスペースの天井に描かれたアンパンマン。作者のやなせたかしさんが高知県出身なんですよね。小さなトンネルをくぐって何度もキッズスペースに吸い込まれ、おもちゃや絵本を手にとっては喜んで、自分の城のように住み着いていました。
近隣に銭湯やカツオの美味しい飲食店もあり!一人でも家族でも高知を満喫できるゲストハウスです。
※photo 1,2,3,6,7,9,10,11 by かつおゲストハウス、other by FootPrints
DATA/基本データ
- Name
- かつおゲストハウス
- Address
- 〒780-0066
高知県高知市比島町4-7-28 - Access
- JR「高知駅」から徒歩12分
- Price
- 相部屋¥4,000、個室¥5,000
- WEB
- http://katuo-gh.com/