ゲストハウス初心者向けQ&A
「ゲストハウスに興味あり! だけど、まだ泊まったことがなくて…」という方からよくいただく質問をまとめたQ&Aコーナー。これを読んで安心してゲストハウスデビューしていただけると幸いです。ちなみに、初心者におすすめしたいゲストハウス集はこちら。どこも本当素敵なゲストハウスなんです。
Q1. ゲストハウスの安全性はどうなの?
電車内とほぼ同じレベルです。貴重品は自己管理が基本。財布・スマフォ・パソコン・カメラなど、大事なものは手元に置いておきましょう。また、鍵のかかる貴重品ボックスを枕元や寝室のそばに設置しているゲストハウスも多数あるので、賢く活用しましょう。
Q2. 英語が全然話せないんだけど、大丈夫?
はい、全然問題ありません。だって200軒以上ゲストハウスをめぐっている私も英語苦手ですし。小さなゲストハウスであれば、オーナーさんやスタッフさんが通訳者となって海外ゲストとの会話をつないでくださることもあります。ちなみに、都会にある大型ビルのゲストハウスはインバウンド比率高めです。
Q3. 他の宿泊者とのコミュニケーションがうまくできるか不安…。
無理しなくて大丈夫。すれ違いざまに「こんにちは」とか「ハロー」って挨拶だけでもOK。私はゲストハウスって辞書通りの“交流”の場だと思っています。“交流”の意味は「違った系統のものが、互いに行きかい、入りまじること」。共生空間を体感するものであって、ワイワイ会話するのが全てじゃない。去り際に「この人と一緒の日でよかったなぁ」とほんのり思える関係性が生まれたら素敵ですね。
Q4. ゲストハウスに訪れるのは若い人ばかり?
いえ、さまざまです。確かに主なユーザー層は20代半ばから30代半ばです。理由は、フットワークの軽い単身者と相部屋との相性がいいことなどから。ですが「昔はユースホステルでよく旅をしていたよ」と話してくださるご年配の方や、小さなお子さん連れのご夫婦に出会うことも少なくないのでご安心を。
Q5. 気を付けるべきマナーってありますか?
“互いにフェアで心地良く”を守ればOK。例えば、相部屋でおしゃべり・飲食はNGなど。寝室は基本的に静かに過ごしたい人のための空間なので、もちろん「こんにちは」や「消灯しちゃっていいですか?」などのやりとりはOKですが、休んでいる人がすでにいる場合、共用リビングでおしゃべりしましょう。
Q6. これやっといた方がいいよ、はありますか?
私はいつもチェックイン直後にシーツを敷いて、エコバックにシャワーの必需品を入れて枕元にスタンバイしてから自由に過ごしています。気楽なのでおすすめ。また、寝室や夜間専用の出入り口のパスワードが書かれた紙はスマフォで写真を撮っておくことをおすすめします。無くしちゃうと面倒なので。
Q7. 外で買ったお酒やお菓子は持ち込める?
共用ラウンジは持込みOK・寝室はNGというところがほとんど。なかには本格的なカフェバーを併設しているところや、共用ラウンジにコーヒーやお茶などのフリードリンクを設けているところもあります。
Q8. 門限はありますか?
チェックイン後は門限なし、が多いです。チェックインの際に、夜間専用の出入り口の説明を受けることがほとんど(ここで鍵のパスワードを忘れないように写真か文字でスマフォにメモ!)
Q9. 自分のイビキが気になる人は泊まれない?
個室という手があります。残念ながら大音量のイビキは相部屋の天敵。イビキに自覚のある人は個室を予約しましょう。逆に、他人のイビキが気になって眠りづらい…という場合、耳栓を用意しているゲストハウスもありますので、ご確認を。
Q10. ゲストハウス選びの情報収集は、どうやったら良いの?
感性が近いと思ったゲストハウスのオーナーさんや旅人におすすめを尋ねるのが一番! そうやって数珠つなぎにおすすめをたどって生まれたサイトがFootPrintsです。まずは1軒訪れて、出会った人たちの好きなゲストハウスを尋ねてみるところからはじめましょう。
(文:FootPrints だり / イラスト:たきもと つよし)